「死ねばチャラだし、どんどん借りちゃえ、イェイ!」
といった消費者金融のCMを作る強気の制作会社、あらわれないかなあ。
「あなたのために、お客様のために」みたいな笑顔とさわやか、幸福をお約束します、みたいな消費者金融の広告って、実態とあってるのかなあ、と。
悪い奴ほどいい顔して近づいてくる、というのを地でいくCMが多いこと多いこと。
(といっても、消費者金融の世話になったことなど1mmもないので、具体的なことはよくわからないのですが……)
ただ一方で、「借金する方もする方だろ」、という意見もよく聞かれますし、ある意味、真なのですが……。
個人的には「安易に借金ができる(で、骨の髄まで吸いつくされる)」システムがあることが、借金する側の第一歩を踏みださせているのだろうから、やっぱり根本から仕組みを変えないと、人の心も変わんない気が。
行動が体制を作るのではなく、体制が行動を生む、というやつですね。
そういえば自身は、基本いつでもニコニコ現金主義者なので、お金のことでややこしい状況に巻き込まれた経験はないのですが、1回だけちょっと嫌なめにあったことが。
一応現代人らしくクレカを持っているのですが、とあるカード(リボ払い)でネットやケータイの支払いをしていたんです。
大した額ではないので明細もあまりきちんと見ていなかったのですが、ある時ふと明細を見てびっくりしたんですね。
毎月、定率リボルビングで支払っていたのですが、月々の支払の合計額が定額よりちょっとだけ足が出ていたらしく、清算されずに結構な額残っていたんですね。
支払の額を低めに設定していたのと、小さな支払いをまとめてそのカードでやっていたのが原因なのですが、にしても毎月、無駄に手数料を払いつつ、永遠と続く残高システムに軽く驚かされました。
むろんすぐに清算し、そのカードを解約して、支払いを一括払いのものに移したので事なきを得たのですが、あのまま気がつかずにほうっておいたら永遠に手数料を取られ続けていたんでしょうね。
それ以来、リボ払いのカードは一切作らず・使わずでやっています。
んー、いや、まあ、リボにも良い面もあるのだろうし、明細は毎月ちゃんと見なきゃいけませんね、というだけの話なんですが……。
でも思うに、定率リボルビングのカードって、最悪、公共料金やケータイなど毎月一定の支払いがある物に対して、合計が設定額以上になる場合は、何らかの通知なりブロックを設けたりする必要があるんじゃないでしょうか?(だってそのままですと、永遠と清算されない分がでてくるわけですから)。
こういうのって、システムの弊害だと思うのですが、どうなんでしょう?
利用者も気をつけないと、いつひどい目に合うかわからない世の中でんな、ほんま。