僕は結構なビーフ大好きニンゲンなのですが、先の狂牛病騒ぎ以降、家では牛肉より豚肉を食べることが多くなりました。
無論、病気が怖いというわけではなく、価格がべらぼうに上がったからなんですね。
騒ぎの前はグラム100円で買えた木っ端肉が300円になったりすると、庶民的には「こりゃ参ったね」と買い控えるようになったわけです。
といっても最近ではすっかり価格も落ち着き、オーストラリアンビーフだろうがアメリカンビーフだろうが、気軽にショッピングバッグに入れられるようになりました(和牛は……、良いことがあった日とか……)。
でもやっぱり豚とか鳥が多いっすかねー。
これは食の傾向が変わったのもありますね。
20代前半まではメシといえば、「とにかく揚げたり炒めたりのこってり料理が食いたいぜ」といった感じでしたが、最近は「鳥のささ身をこうね、軽くあぶってわさび醤油でいただこうかしら、おほほ」みたいな感じになってきております。
豚肉なんかはさっと茹でて氷水に浸し、大根おろしにぽん酢をかけて食べると、ビールのあてに最高なんですよねえ、冷しゃぶ最高。
牛肉も冷しゃぶなんかおいしいのですが、それでも豚・鶏にくらべるとちと、肉の味が強いかなあ、やっぱ豚の方があっさりと食えるかなあ、なんて思えることが。
ふうむ、いいのか悪いのかよくわかりませんが、年をとるというのはそういうもんなのかもしれませんね。
肉の種類も牛・豚肉ならもも肉、鶏なら胸肉・ささみがメインに。
魚も含め赤身肉がしみじみおいしく感じられるようになりました。
僕の食欲の最盛期はやはり中高時代の、部活をやっていた頃ですが、この頃は毎日すき焼きが食べたい! というくらいに牛狂いでしたね(肉・脂・甘み。もうカロリーの塊ですね)。
ところがふと気がつくと、ここ何年か、すき焼き食ってないんです。
一時期の僕からすると、ずいぶんおとなしくなったものです。
食の傾向が変わった、というと、ここ最近めっきりごぶさたなのが牛丼。
学生時代は大いにお世話になったんですけど……。
週何度か行かないと我慢できなくなるくらいに。
最近はほとんど行ってないですねえー、ふうむ。
味は今でも嫌いじゃないと思うのですが……、たとえ行っても並盛り以上は食べられなくなっちゃいました、なさけねえ。