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2007年09月 アーカイブ

2007年09月02日

4コマまむが vol25 -We love Wii-

We love Wii

先日、ふとしたきっかけでWiiなるものを購入いたしました。
Wiiというのは、テレビゲームの一種で、リモートコントローラーを使いプレイする、次世代型ゲーム機と位置付けられているものです。

久しくテレビゲームから離れた生活をしていましたが、やってみると案外おもしろいですね。
Wii sportsというやつですが、操作が単純で直観的なのがいいです。
最近の電化製品はあれこれ機能が多すぎて、ユーザビリティのよろしくないのが多いような気がします。

「見たまま」の操作感で、ある程度マニュアルなしであるで取り掛かれるようなもんじゃないと、ストレス解消が逆にストレスになっちゃいます。
あまりやる時間はないような気もしますが、ちとライトな運動もかねてちらちらとやってみようかと思う次第です。

そういえばヘッダーを秋らしくしてみました。
紅葉、いいですね、あれだけ赤々しい風景なのに心が落ち着くというのは、自然と季節が持つ力なんでしょうね。

人物の手に持っている黄色い葉は初め、実物ではなく背景を葉っぱの形にして騙し絵風にしようかと思ったのですが、回りの葉っぱの位置を調整するのが面倒で普通に葉をもたせて見ました。

しかしこういう絵って、割と描くの面倒ですよね。
ちまちました絵を描くのは嫌いではありませんが、同じ色を重ねていくのはどうにも区別つけにくいですね。
奥行きに合わせてレイヤーを分けて、それぞれ「複製→ぼかし(ガウス)→ロック→グラデor明るさ(墨一色)→追い焼き・オーバーレイを不透明度調整」しながら影をつけたりしたのですが、イマイチですね。
なんか良い描き分け方ってないものかいな?

そういえば紅葉といえば、昨年リフレッシュ休暇をとって地元の九州までバイクで帰ったのですが、その時耶馬溪の「一目八景」に行ってきたのですが、えもいわれぬ美しさにほんとうに心打たれました。
今年もどこか風光明媚なところに行きたいものです。

2007年09月05日

4コマまむが vol26 -鳩胸-

鳩胸

ハトが哺乳類だったら、と想像すると、実にいけないイメージが沸いてくるのが人の情というもの。

本当に、ハトが鳥類でよかったですよね。
間違えて哺乳類として進化していたら、街角の公園や駅前は花街になっておりました。
うかうか子連れの親御さんは電車にも乗れません。

「ママー、あの鳥さん、胸が――」
「雅夫! そんなの見ちゃいけません!」
みたいな。

でもよくよく考えたら、鳥類ってみんな、鳩胸ですね。
胸張ってないと空飛べませんし。
なんで昔の人は「鳥胸」と呼ばず、ハトだけ注視して胸の冠につけたのでしょうか。
馴染み深い鳥、というと雀や鶏、カラスとかの方が日常で目にしたような気がするのですが……。

んー、ただ、確かにハトのあの、つるっとした感じは判りやすいですよね。
シルエットにするとあからさまに胸が出ているのがわかります。
というかシルエットにしやすい、輪郭をとりやすい体格をしています。

「鳩サブレ」のメーカーもハトをシンボルにしようと思ったからよかったものの、万が一社長命令とかでダチョウサブレなんてものにしていたら大変だったでしょう。
形はややこしいし、サブレを焼いても首が細いから片っ端から型崩れしていって現場も大変です。
鳩サブレのメーカーの社長が余計な発想を持たなかったのが功を奏したのでしょう。
得てしてトップダウンとは危険がつきものということですね。
なんの話でしたっけ。

2007年09月25日

4コマまむが vol27 -ジャパニーズ・ビジネスマン-

ジャパニーズ・ビジネスマン

どうも仕事が立て込み更新が滞っている、と言い訳しながら、家に帰りビールかっくらうともう何もする気しないよね、本でも読んでだらだらしますかね、ぶへーとダメ中年に突入しつつあるのは鷲野です、こんばんは。

忙しさを言い訳にして何かをサボるというのは実に情けないことで、「時間がないなら、自分で作るものだ」というのが社会人たるものの基本中の基本でありますが……。
こと自サイトの更新とかって真っ先にないがしろにされがちですよねえ。
いえ、仕事じゃなく、人様に義理立てしてやることじゃないことこそ、「自分に義理立て」してしゃんとやるべきですよね。
「自分を立てられる」のがオトナってもんです、ふうむ。

しかしあれです、おしなべて「カローシ・マンインデンシャ・ワーカホリック」と、やたらと忙しいイメージのあるジャパニーズ・ビジネスマン。
でも忙しい忙しいって言ってるけれど、何に比べて忙しいのか実はあまり議論にならなかったり。
最近ではアメリカの富裕層なんかの方が、実はどこの国の労働者よりも労働時間が長い、なんて話も聴きますし。

で、先日、ちと本屋をぶらぶらしていると、「びっくり先進国ドイツ」というちょっと気になるタイトルの文庫本を見つけたので買ってきたのです。
それを読んでみたところ、日本と同じく工業先進国のイメージのあるドイツですが、こと労働に対してはわりとこう、ゆるいところがあるようで。
やったら長い有給とか、短い労働時間なんか、こう、うらやましい感もあります。

ただそのためか、平均年収は日本の465万円(1998年調べ)に対して約338万円(2002年調べ)と結構な差が。
一時期「年収300万円時代がどうちゃら」みたいな話が盛り上がっていましたが、普通に平均がそのくらいなんですね、ジャーマン。

しかも独身者は所得の40%ちょいが税金と社会保険料として差し引かれるのだとか。
明細みないとよくわかりませんが、自分の給料が40%天引きされたら、ちときついっすね。
誰でもいいから、なんならメスのチンパンジーでいいから結婚しちゃえ、と思えてきますよね、ほんと。

それにしても、日本で売られている工業製品の価格と向こうでの価格にそう差がないことを考えると、大して物価に差がないように思える日本とドイツでこう収入に差があると、結構きついんじゃなかろうか、なんて思ったりもするのですが……。
しかしまあヨーロッパって平気で大学まで学費免除なんてこともありますし(ドイツもそうでしたっけ?)、社会保障や住宅事情なんかも考えると、案外給与から生活費差し引いた残高って変わらないような気もしますね。

ええとなんの話だっけか?
ああ、あれです、「ゆとり」です、「ゆとり」。
大体ビジネスやらケーザイという話になると、必ずセットで登場する「ココロのゆとり」とか「ほんとうの豊かさ」とかっていう、アレ。

「じゃああれですか!? 私たち企業戦士はほんとうの豊かさを手に入れていないということですか!? それは聞き捨てならないのでその理由を報告書にまとめてFAX入れておいてください。あ、お名刺いただいてよろしいですか?」なんて、社会人の皆さまは激昂しつつ人脈を増やしそうですが……(だいたい「ココロのユタカサ」みたいなあやふやな精神論をとうとうと語って悩んで楽しんでいる人々って、大体余裕かまして生きているイメージがあるのですが、どうなんでしょう? オーラってなんじゃい。コタツに根っころがりせんべいかじりながらワイドショーみて「日本ってほんと、ぎすぎすしてるわねえ」なんて言ってんじゃねえよ。ってこれは偏見?)

しかし一方でほとんど取ることのない有給とか、残業とか、なんだかんだで自主的に家に持ち帰ってやっている仕事とか、振り返ってみるともっと有意義なことに時間とれんじゃねえの? と思うのも確か。
んー、で、結局何が言いたいかといいますと、あたくしの、まだとっていない夏休みはいつになったらとれるのかなー、どうすっかなー、ということであります。

いかん、もう秋だ、夏にテントとシュラフかついでぶらぶらするはずだったのに。
ああ、寒くなる前に長野あたりの高原に行きたい……。
そんなことをおもんぱかりながら、火曜朝イチに片付けておきたい仕事のデータを開いたは良いけれどなんとなく作業に取り掛からずこんなことを書いているあたくしでした。

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