女性のおしゃれ、というと化粧ですが、男のおしゃれといれば、もちろんヒゲです。
だって、女性がヒゲはやしていたら、そりゃおしゃれじゃありません。
ヒゲ面の男が、んーマンダム、なんて言っているからおしゃれなのです。
(ん? あれって、ヒゲ剃った後のCMでしたっけ?)
そんなわけで、男のたしなみ、ヒゲ。
なのですが、普通に社会人として働いていると、あまりヒゲをのばす機会はありません。
我が国では、ヒゲはチンピラか権力者、フーテン、学生、ヒッピーくらいしかはやさないからです。
つまり権力者とヒッピーは同類ということですね、意味深ですね。
例えばなんちゃら商事の営業さんが、「うちの商品どうですか?」と言いつつ、たくわえたヒゲが鼻にはいってくしゃみなんてしていたら、そりゃ営業成績ダダ下がりです。
そんなわけで、社会人は家庭を守るため、あまりヒゲをはやしません。
ですが、一部の職業の人々はわりと平気ではやしていたり。
例えば書籍の編集者とか、クリエイティブだなんだと、おおよそクリエイティビティを感じないツラでえらそうなことをのたまっている、そういった類の人です。
つまり僕ですね。
僕も一時期、ヒゲをはやしていたことがあったのですが、どうもうざったくなり、また鏡に映る自分のうざったいヒゲヅラが嫌になり、剃るようになりました。
が、ただいまお盆休み中。
家で仕事の続きはやっているのですが、一応外面では休みということになっているので、ここぞとばかりにだらけていると、自然ヒゲが伸びてくるわけです。
で、本日、めでたく仕事関係者からメールと電話を頂きまして、職場に出ないといけないことに。
ちったあ休ませてくだせえよ、ほんま、なんて頭をぼりぼり出てみたら、人々の蔑みの目。
あ、ヒゲ剃ってくるの忘れてた。
ああ、衆目がまるでヒッピーか権力者を見るかのよう……。
そんなわけで教訓。
ヒゲを延ばしたければヒッピーになれ、ということですね。
……どうすればヒッピーになれすんすかね? リクナビでも見ようかな。