今年もゴールデンウィークがやってきて、終わろうとしています。
東京はあいにく雨で、バイカーにとっては帰宅部化せざる終えないGW終盤となっております。
ところで、今年はETC割引も拡大したりと、遠出にはなかなか好条件。
ということで草津やら館山やら、そこそこ遠い日帰り地を中心にあちこち行ってまいりました。
特に前々から行きたかったのが、草津志賀道路。
これ、知る人ぞ知る「雪の回廊」が見られる道路なのですが、ちょうどこの時期、冬季封鎖から解き放たれた道が、初夏の陽光に地肌を露にするわずかな期間だけ見られるレアな光景でして、今年こそはと行ってまいりました。
降りたのは上信越道の碓氷軽井沢IC。
まぶしい緑の草地の向こうに、白い絹まとう山肌がまぶしく、期待に胸膨らませるあたし。
と、折角ここまで来たのだからと、寄り道。
嬬恋パノラマライン経由で草津に立ち寄りひとっ風呂。
町全体が温泉地である別府有する大分出身者としては、ちょっと「ふん、うちの方がすごいんだからね。か、勘違いしないでよね! ちょっと試しに入っただけなんだから!」とツンデレってみたりするのですが、やっぱり銘湯、いい温泉です。
5月とはいえ山間部、まだまだ冷える空気にさめきった体もぽかぽか、回復。
ついでに蕎麦なんどすすったあとで草津志賀道路入り。
いやあ、圧巻ですね。
本当に、背丈をゆうに越す雪の回廊が続いていました。
満足、満足です。
ただ、雪が積もっている、ということは当然道路も凍結するに足りる気温。
特にトンネルあたりは肝が冷えます。
(バイカーの方は判ると思いますが、いわゆる、凍結してそうな予感がする「あの」アスファルトの色とタイヤの感触なんですね)
これから行く、という方はぜひぜひお気をつけ下さいまし。